着物の汚れ「ドレッシング」をこぼした時の落とし方とは？

ドレッシングが着物についてしまったら、ドレッシングの水分と油分をティッシュなどでしっかり吸い取ります。ドレッシングは乾くと見えにくくなること、水分と油分の染み抜きをしなければならないなど、そのまますぐにクリーニングへ出すことをオススメします。

着物の汚れには水性や油性、水性＆油性の混合タイプがありますが、ドレッシングには食用油が含まれているため、水性＆油性の混合タイプになります。

ドレッシングを着物にこぼしたり、飛ばしてしまったら、まずはその場で、ティッシュやハンカチを使って水分や油分をできるだけ吸い取ります。

自宅に戻ったら、ベンジンで油性のシミを処置したあと、さらに水で濡らしたタオルで水性シミの処置をするのですが、ドレッシングは透明な場合が多く、乾いてしまうとよくわからないことも。

だからといってそのまま放っておくと、シミやカビの原因になります。

やみくもに汚れを落とそうとすると着物を痛める原因に。とくに正絹やウールの着物は自宅での処置はNGです。

着物についたドレッシングの汚れは、自宅で処置しようとせず、できるだけ早く着物専門のクリーニング店に持って行きましょう。

このとき、「丸洗い」だけでなく「染み抜き」もお願いすることが大切です。